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二代目女社長のひとり言 その1

「経営者は、会社の将来について
  もっと時間と思索を割くべきである。」
          ピーター・F・ドラッカー





会社に居るときだけでなく
車や電車で移動しているとき
自宅へ帰って、家族と食事をしているとき
休日に遊んでいるときや
夜、布団へ入るとき
さらには眠っているときまで
殆どの経営者は
自然に会社のことを
考えているのではないでしょうか?


ところが、私が会社を継いだばかりの頃は
家に帰ってまで会社のことを考えるのが嫌で
近所のビストロへよく飲みに行っていました。


良いことなら考えるのも楽しいのですが
当時考えるのは悪いことばかり、
しかも人間関係によるものが多く
考え出すときりがありませんでした。

完全に逃避でしたね。
酔わないと眠れませんでした。


先代とは、何の引継ぎもないばかりか
私が後継者になるとは
全く思ってもいなかったので
完全に無知な状態で、
突然、会社を取り仕切ることになりました。
しかも26歳で・・・。


短い期間ですが、仕事を手伝ったことはあります。
しかし、その時の立場と状況がまるっきり違います。


例えば、先代の生前には、
とても優しく接してくれた人たちの態度が
一変したりすることもありました。
その中でも顧問税理士には参りました。

急に冷たい態度に変わり、威張りだしたり
数字の事を教えてもらおうとしても
のらりくらりで教えてくれません。


きっと、何も知らない小娘(それまではとても大事に扱ってくれてたと思ってます)
に、社長の仕事なんて務まるわけがないと心配されてたのだと思います。


そんな訳で、私が把握していた数字は
当月の売上と仕入金額
従業員の給与額、あとは地代家賃(小切手を持って支払に行かされてました)
小口現金の出金程度で、その他の数字は知りたくても
数ヶ月後に出てくる試算表を渡されるだけ。
説明を求めても「見れば分かるでしょ?」状態・・・。
しかも、「誰かに見せられるとまずいから」と
すぐに取り上げられます。


さすがにこの頃は、会社の数字よりも
この税理士さんにいったい
いくら支払っているんだろうという
気持ちの方が大きくなっていました。


これではまずい!
そう思いつつも、何から手を出していいのか
分かりません。


経営について話しの出来る相談相手も居らず
早く亡くなった父に対して
「どうして私がこんなことしなきゃならないのよ!」と
心でつぶやきながら、
毎晩のように、飲みに行く日が続きました。

                     つづく
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