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ひざの治療2

まだ午前中のことです。


友人が何度も私を追い越して行くのを横目に

やっとの思いで下の方まで滑ってきました。


ところが、下方に建物が見えて安心したせいか

滑るスピードに加速がついてしまい

今度は止まる事が出来ません。


周囲にまばらだった人間が

下に近づくに連れ、段々と増えてきます。


「止まらない、どうしよう!!!」

そんな時、小学校低学年くらいの

子供の姿が目に入りました。


「このまま行ったらぶつかって

大怪我をさせてしまう!」


そう思った瞬間、今はどうやって止めたか

まるっきり思い出せないのですが

子供の手前で見事に止まり

それと同時に、私の左ひざから

「グキ~ン」と何かが切れた音と

感触がありました。



とりあえず「ホッ」と胸をなでおろし

立ち上がろうとしたのですが

とんでもない痛みが

左ひざから脳に伝わります。


そして、足にも力がかけられず

立つことが出来ません。


どうしようかと座り込んだまま

友人達を待ちました。


20分ほど待ったでしょうか。

一人二人と降りてきました。


とても申し訳ないなと思いながら

事情を説明し、立つことが出来ないと伝えたところ

友達の彼が、なんと私を背負って

レストランまで連れて行ってくれると言い出しました。


こんなどでかい私を背負って

スイスイ滑ることができる男性なんて

日本には数えるほどしかいないでしょう。


友達に悪いと思いながらも

一人で起き上がることも出来ないため

甘えさせていただきました。


しかし、感謝しているのもつかの間。


レストラン前に到着したときのことです。

「は~い、到着」と言って、彼は急に手を離しました。


私は身体を預けた力の抜けきった状態で

ポンと下に落ちてしまったのです。


おんぶ状態のままですから

もちろん、まず先に足が地面に着きました。


その瞬間、左足に激痛が走ったと同時に

「ビヨヨ~ン」と何かが伸びたような

感触がありました。


彼をはじめ、他の友人達も

私の状態がどれだけ悪いか

このとき初めて理解したと言う顔をしていました。


私は、激痛で自然と流れる涙をぬぐいながら

友人達に支えられ、レストランに入り

昼食後、すぐに救急室へ向かったのでした。


つづく







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