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新学期が始まりました

先週の金曜日は
次女の小学校の入学式でした。

ちょっと寒かったのですが
お天気のも恵まれ、満開の桜のもと
良いスタートを切ることができました。

担任は、長女が1・2年生の受け持ちだった先生。
こういう時、知っている先生だとほっとしますね。

次女は初めて得た「自由」が余程嬉しいらしく
毎日のようにお姉ちゃんにくっついて
外へ遊びに行っています。

昨日は、一人で友達の家へ行ってしまいました。
(なかなか帰って来ないので、おばあちゃんが
 探し回ったようです。)

まだまだ心配な部分がありますが
放っておけるところには
あまり手と口を出さないで
見守ってやりたいと思います。



本日は心に染みるこちらの話






ちょっと長いのですが、
どうしてもご紹介したい実話なので、
読んでいただけますか?


『次のお客様、どうぞ』

カウンター越しに声をかけると、
柔和な顔をした老人が
杖をついて立っているのが見えた。

老人がそろりそろりと
カウンターまで歩いてくると、
聞き取れないほどの小声で
ニューオリンズまで
行きたいと言った。

『今夜は、もうそっちへ
行く便がありません。
明日まで
お待ちいただくことになりますが』

と言うとその老人は
とても不安げな顔になった。

『予約はしてあるのですか?』

と聞いてみたが、
聞けば聞くほど、
いよいよ困った様子で、
ひたすら
『ニューオリンズに
行けって言われたから』
と繰り返すばかり。

老人は
クリスマス・イヴだというのに、
義理の妹に、

『身内のいる
ニューオリンズに行きなさい』

と車に乗せられ、この
空港の前で下ろされたらしい。

彼女は老人に
現金をいくらか持たせ、

『中へ行って、
これで切符を買いなさい』

と言って立ち去ったのだ。


私が

『明日もう一度
来ていただけますか?』

と聞くと、

『妹はもう帰ってしまったし、
今晩泊まるところもない。
このまま、ここで
待つことにします』

と言った。 


私はクリスマス・イヴの夜に、
家族から離れて働く、
ひとりぼっちの我が身を
憐れんでいたが、
この老人の事を思って、
私の胸は痛んだ。

私はただちに、

『ご安心ください。
万事うまくやってあげますからね』

と彼に伝え、
顧客サービス係に、
明朝一番の便を、
予約してもらった。

航空運賃も
年金受給者用の特別割引にし、
差額は旅費の足しに、
してあげることができた。

一方、老人は、
くたびれ果てて、
立っているのも辛そうだ。

『大丈夫ですか』と、
カウンターの向こうに回ってみると、
片脚に包帯を巻いている。

こんな脚で、
衣類をぎっしり詰め込んだ
買い物袋を下げて、
ずっと立ちつくしていたのだ。

私は車椅子を手配し、
みんなで老人を、
その車椅子に座らせたが、
見ると、足の包帯に、
少し血がにじんでいる。

『痛いですか』と聞くと、
老人は

『心臓のバイパス手術をしたばかりでね、
そのために必要な静脈を、
脚から取ったんだよ』

なんということだ!

老人は心臓の
バイパス手術を受けたばかりの身体で、
付き添いもなく、たった一人で!

私は上司の部屋に行き、
どこかに老人を、
泊めてあげてほしいと相談した。

上司はすぐさま、
ホテル一泊の宿泊券と、
夕食と朝食の食事券を出してくれた。

カウンターに戻った私は、
ポーターにチップを渡して
「この方を階下までお連れして、
シャトルバスに乗せてあげて」
と頼んだ。


車椅子の彼の上に
身をかがめて、ホテルのこと、
食事のこと、旅の段取りを、
今一度説明しながら、
彼の腕を、とんとんと
叩いて励ました。

『すべてうまくいきますからね』

いざ出ていく段になると、
老人は

『ありがとう』

と頭を下げて、泣き出した。

私も、もらい泣きしてしまった。

あとになって、
上司の部屋に礼を言いに戻ると、
彼女はほほえんでいった。


『いいわねえ、こういう話。
その人は、あなたのためにやってきた
クリスマスの使者だったのよ』」
(「クリスマスの使者」著者不明)

空港のカウンターで
働いていたこの女性は、
クリスマスに、家族から遠く離れ、
ひとりぼっちで働いている自分を
みじめに思っていました。

「自分の困難から逃れる一番の方法は、
他人に目を向けること」

という一言があります。

つまり、自分の困った事を、
少しでも、小さくしたいなら、
困っている他人を、
助けることから始めなさい、
ということです。

私の義理の姉夫婦は、
離婚して、早朝から
働かなければならない女性の子供を、
毎日、朝早く預かって、
子供に朝食を食べさせ、
そこから学校に送り出しています。

私はそれを見て、
「大変だなあ」
と思うのですが、
義理の姉夫婦は、
そのことで、
元気を得ているようなのです。

困ったことが起こると、
いつも私は、
この実話や、
義理の姉夫婦のことを
考えるようにします。

そうするといつも、
自分よりも困っている人の事を
思い出すのです。


育自コンサルタント
-自分を育てるお手伝い-

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)



追伸:こんなことが実際に起こってほしくありませんが
   もし、目の前で起きたら、咄嗟にこのような対応が出来るかと考えさせられました。
   いつでも、自分のことより困っている人に目を向けられる。
   そんな人になりたいと思いました。


追伸2:4月7日は結婚記念日でした。
   なんと、10周年です。
   そのせいでしょうか。
   結婚して初めて、主人から記念日のプレゼントをもらいました。(多分・・・)
   そのプレゼント、まだ私の手元にはないのですが
   届いたら写真をアップしますね。
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